拝啓 残暑の候、
皆様におかれては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、四月の結果以後、諸般の整理業務に追われながらも、次への人生プラン等を考える時間を与えられ、同時に多くの方々からも、激励を頂戴したことは本当に感謝の念でいっぱいです。
振り返ると市議二十八年、政治に関わり四十三年、無我夢中で歩んでこられたのも、多くの出逢いの中、素晴らしい友人や諸先輩方々に恵まれ、人として成長させて頂くことができたのではないかと思っています。
盆の墓参りの際、先祖から「お疲れ様」という声が聞こえた気がして、今般、議員活動に終止符をうつ決断をいたしました。
自分の人生とはいえ、多くの方々の支援無しでは歩めない議員生活に区切りをつけることは、身勝手なことかもしれませんが、その決断に至る私の胸中をお察し頂ければ幸いです。
今後、私の経験や知識が求められることがあれば、しっかりと応えていきたいと思っています。
いずれにしても、県都岐阜市が抱える課題は山積しております。今後は一人の市民として微力ながら貢献して参る所存です。
今日までの長期に渡る、ご支援、ご厚情、ご厚志に衷心より感謝申し上げ、今後も変わらぬお付き合いを賜りますようお願い申し上げます。
略儀ながら書面にてお礼申し上げます。
敬具
令和五年晩夏
柳原 覚 拝
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